キュレーション系サービスの所感 - diary.jgs.me
ここ数年ぐらいの間でソーシャルメディアからURLを拾ってきて単位時間当たりに配信するサービスがいろいろリリースされては消えていったりしている。つい最近もやけにやらしい感じで叩かれているサービスがあって、それはそれで面倒くさそうだな、とおもったりした。 この手合いのサービスはいくつか使ってみたけれど、どれもあんまり馴染まなかった。理由を考えてみると、
1. ある種機械的に情報がキュレートされているという事実があること自体が、機会損失をしているような気分になってしまう 2. だんだんと調教していけば自分に合う情報だけを出してくれるようになるのかもしれないが、この調教していく過程が透明じゃないのが手間のように感じる
3. 自分にフィットした情報だけが配信されるという状態がディストピア的に思えてあまり魅力を感じない 先日、「インとアウト、どっちが多い?」みたいな話になって僕は「圧倒的にインが多い」と答えた。人間は自分のインを再構成することでしかアウトできないと思っているので、意識的にインを多くすることを心掛けている。そういった中で、そのあたりのサービスがどれほど供給源として機能できるかはまだまだこれからだとおもうので、今後とも注視していこうとおもっている。
May 8th, 2013 1:53am